飲酒や運動不足は糖化に影響しますか?



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Q.糖化は特に食生活の影響が大きいようですが、飲酒や睡眠不足、運動不足なども糖化に影響するんでしょうか?

アルコールは糖化を促進してしまいます。

基本的にはお酒は美容や健康にとっては避けたほうがいいものです。

その理由ですがまずビールや日本酒に含まれる糖質の含有量というのは相当あってAGEの増加にもつながりますし、アルコールを分解する際に ビタミンB1を大量に消費するのでビタミンB1不足になって皮脂分泌が促されてしまうといったことがあるからです。

健康面でいうとアルコール度数の高いウイスキーや焼酎などを飲むと肝臓に大きな負担がかかります。肝機能障害や肝硬変はもちろん、 食道や胃ガンにも影響するので、休肝日を設けるようにお医者さんにいわれるわけです。

ワインなどはレスベラトロールやカテキンなど抗酸化成分が豊富に含まれているため ワインの消費量の多いポルトガルとフランス、イタリアといった国が他の欧州諸国に比べて心臓病の死亡率が低いというのは有名です。

体が酸化すると糖化も促進してしまうのでそう考えるとワインにかぎっては抗酸化力が期待できるアルコールといえないこともないんですが ワインであればなんでもいいわけではなく、糖質の多い甘口ではなく辛口を選ぶということ、1日あたりグラス1~2杯に留めておくことが大事です。

飲む量と飲み方には注意が必要だということですね。

ただ、あくまでアルコールを飲むなら赤ワインがマシという話です。飲まないことに越したことはないです。 抗糖化作用を期待するならハーブティーを飲んだほうがずっと肝臓に負担もかかりませんし、安全です。

睡眠不足は糖代謝を悪化させ、運動不足は血糖値を上がりやすくする

睡眠が糖化にどう影響を及ぼすかですが、6時間以上の睡眠をとる人とそれ以下の人を比べた場合、6時間以上睡眠をとっている人は 皮膚に沈着しているAGEの量が少なかったという研究データがあります。

これはおそらく寝ている間に最も活発に行われる肌の新陳代謝が影響していて睡眠不足だと肌に溜まったAGEが代謝・排泄できないということです。

他にも糖尿病の研究機関などによると睡眠不足によって血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪くなるため、 血糖値が25%も上がってしまうことや満腹感をもたらすレシチンの濃度を下げて、食欲を刺激するグレリンを高めてしまうため、 過食になって結果として糖を摂り過ぎてしまいやすいということも報告されています。

とりあえず6時間以上は寝たほうがよさそうですね。

それから運動についてですが、運動によって筋肉での糖の消費が高まるので処理しきれないで余ってしまう糖が減って糖化反応を抑制することができます。 運動習慣があるかないかで血糖値の上昇を抑えられるというのは糖尿病の治療でも明らかです。

食事の前に運動しても食後血糖値の上昇を抑えられますし、食後10~15分後にウォーキングなどの軽い運動を行うことも血糖値の急上昇を防ぐことができます。

運動不足ということはこれらがすべて逆に働くということですから糖を代謝できず食後血糖値が上がりやすくなるということです。 食べたいものだけ食べて、運動しないという生活習慣だとどんどん糖化してAGEが蓄積されっぱなしになるということなんですね。

「忙しい」とか「面倒」を言い訳にすると睡眠時間も運動する時間も確保できません。1日のスケジュールで睡眠時間と運動を最優先で確保して 時間をつくるようにするなど意識を改革することが大切です。