糖化とカルボニル化の違いって!?



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Q. 黄ぐすみには糖化のほかにもカルボニル化というものもあるそうなんですが、カルボニル化というのはどんな現象のことなんでしょうか?

カルボニル化について~糖化との違いは?

肌は年を重ねるうちに、黄色が強くなり、くすんできます。

典型的な糖化による症状と思いきや実は他にもカルボニル化というものも発生していて、それが黄ぐすみに大きな影響を与えているらしいというのが 資生堂の研究チームの発表からわかってきました。

余剰分の糖がタンパク質と結びついてAGE=終末糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)が生成されてしまうというのが糖化ですが、 これに対して酸化した脂質の分解物がタンパク質と結びついてALE=終末脂質過酸化産物(Advanced Lipoxidation Endproducts)という物質を作り出してしまうのがカルボニル化です。

どちらもタンパク質を変性させて肌を黄色くくすませてしまうこと、加齢とともに蓄積されていくことなどは共通していますが、 カルボニル化のほうがその度合いや毒性が強いといわれています。美容的にはカルボニル化のほうが深刻かもしれません。

40代以降、代謝が落ちてくるとこのカルボニル化の影響というのが表面化してくるそうなので肌が黄色くくすんできたら糖化とともに このカルボニル化もはじまっていると思ったほうがいいと思います。

糖化に比べると資生堂さんぐらいしか研究していないみたいなので予防法だったり、カルボニル化対策のためのスキンケア化粧品などは あまりないのが現状です。もしかすると他のメーカーさんはカルボニル化は糖化の1つぐらいに思っているのかもしれません。

いずれにせよ、糖化とともに肌の老化の原因になり、タンパク質の構造を変性・劣化させてしまうことで全身の細胞や組織の機能低下や病気の原因になってしまうというのは確かなようです。

カルボニル化を防ぐためのインナーケアやスキンケアについて

カルボニル化については糖化ほどスポットライトが当たっていません。

そのため有効成分等の研究も糖化に比べるとあまり進んでいないような印象を受けます。私のリサーチ不足かもしれませんがあまり情報が更新されていない気がします。

カルボニル化を発見し、そしてその対策のための有効成分入りの化粧品も一緒に発表した資生堂さんのプレスリリースによると オリーブ葉のエキスがカルボニル化には効果的らしいです。

なので、オリーブ葉のエキスが配合されたサプリや化粧品がカルボニル化対策にいいのかもしれません。中途半端な形の紹介で 終わってしまうのは本当に情報がないんですよ、カルボニル化については。

ただ、予防についてはいくつかありました。糖化もその雰囲気がありますが、一度変性して黄色くなってしまったタンパク質は 元に戻らない(正確には入れ替わるのに15年かかる)のでとにかくカルボニル化も予防が大事ということです。

紫外線や活性酸素の影響を受けてしまうことからUVケアは必須ということですし、抗酸化成分を積極的に摂取したほうがいいんだとか。 ビタミンACEやポリフェノール、カロテノイドといった成分に注目というところでしょうか。

それからカルボニル化は酸化したオメガ6系の脂肪酸を摂り過ぎると促進されるということなので油分をとるならできるだけ オメガ3系の脂肪酸を摂取するのがいいとのことでした。亜麻仁油やグレープシードオイルなどがオメガ3系脂肪酸になります。